【管理栄養士】はちみつダイエットで痩せるのはなぜ?効果の高い種類・量・タイミングを解説

【管理栄養士】はちみつダイエットで痩せるのはなぜ?効果の高い種類・量・タイミングを解説

「はちみつダイエット」という言葉をよく耳にすることがありますが、本当に効果があるのでしょうか?

やり方を間違えると、かえって太ってしまう場合も?正しい食べ方やタイミング、選び方を解説します。

食べると痩せるのはなぜ?はちみつダイエットの効果|頻度・量・種類

はちみつダイエットのやり方

はちみつのほとんどが糖からできているため、いくら質が良いとはいえ、食べ過ぎると脂肪になってしまうので、量は守る必要があります。

目安としては、1回につきティースプーン1杯(約10g)を1日1~2回摂取することです。

「ティースプーン1杯=約30kcal」ぐらいなので、それを1〜2回程度でしたら太る心配はありません。

はちみつの効果を最大限に引き出せるタイミングで食べることで、脂肪燃焼効果が逆に高まるのです。

はちみつを摂取するタイミングは?

一番おすすめすなのが、寝る1時間前です。

夜ハチミツダイエットとも呼ばれますが、1時間前に摂取すれば、夜間低血糖状態になるのを防げます

夜間低血糖

お酒を毎日飲む人や、悪夢を見やすい人、夜中によく目覚めてしまう人は「夜間低血糖」という症状になっている可能性が高いです。

寝ている間に血糖値が下がりすぎてしまい、交感神経が優位に働きやすくなってしまう状態です。

交感神経が睡眠時に優位になると、睡眠の質が下がってしまうのです。

したがって、何よりも大事なのが、いかに血糖値を下げないようにするかということです。

はちみつをペロリと一口食べるだけでも全然違ってきます。

また、成長ホルモンが 活発になり脂肪の燃焼が促されます。

1日1〜2回が目安なので、夜以外だと、朝がおすすめです。

はちみつはエネルギーになりやすい糖でもあるので、空腹時の朝には最適です!

効果的なはちみつの食べ方

食べ方はたくさんありますが、そのまま舐めるとうのが1番簡単です。

もし、そのまま舐めるのは……という人や、もっとはちみつの味を堪能したいという人は、以下のような工夫をしてみると良いかもしれません。

  • 白湯に入れて飲む
  • ホットコーヒーに混ぜて飲む
  • 低糖質パンに塗って食べる
  • ヨーグルトにかけて食べる

ただし、夜寝る前にカフェインが入った飲み物や固形物を食べると、胃腸が動いてしまい睡眠の質に影響が出てしまいます。

夜にはちみつを摂取する場合は、白湯に混ぜて飲むのがおすすめです。

または、ノンカフェインのお茶やハーブティーなどに入れて飲むとよいかもしれません。

ダイエットに効くはちみつの選び方

市販のはちみつはたくさんありますが、中でもおすすめが天然のはちみつです。

市販のはちみつには主に3つの種類があります。

1 純粋はちみつ

天然はちみつ以外の材料を加えてないもの。

2 加糖はちみつ

はちみつ以外にも、例えば ブドウ糖や水飴などが加えてあるもの

3 精製はちみつ

天然はちみつを加熱して、色素や香りを抜いたもの

 

ダイエットや健康を考えると、「純粋ハチミツ」を選ぶことをすすめます。

最後におさらいをしよう!

ここまでのおさらいをします。

まず、はちみつには3つの効果があるということがわかりました。

1. 食欲の抑制
2. 腸内環境が良くなる
3. 睡眠の質の向上による脂肪燃焼

ほか、おすすめの量やタイミングは以下の通り

  • 1回につきティースプーン1杯(約10g)
  • 1日1~2回
  • 寝る1時間前または朝起きた時

はちみつというと、太ってしまうイメージあるかもしれませんが、量とタイミングをしっかりとコントロールすれば、ダイエットに活かせるので、騙されたと思って試してみましょう!

中年の効果的なダイエット

バランス良く食事をとる方法に悩んだら、プロの栄養士に相談してみるのも手です。

最近は栄養士が食事指導をしてくれるパーソナルジムも増えているのでチェックしてみましょう!

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