ぽっこりしたお腹の膨らみが気になって、ダイエットを考える人が増えてきています。
しかし、いきなり無茶なトレーニングから始めるのはNG。まずは食生活から変えましょう。
今回は「糖質制限ダイエット」に向いている人について解説します。
糖質制限ダイエットって?
言葉通り、食べ物から摂取する糖質量を減らすダイエットです。 食生活を見直すだけで実施できるので、誰でも簡単に始められるのですが、実はどんなに糖質制限を頑張ってもちっとも痩せない体質の人もいます。
糖質制限ダイエットを頑張っていたのに、実はなんの意味もなかった…とならないように、まずは自分が糖質制限で痩せやすい体質なのかを確認してみましょう。
糖質制限ダイエットに向いてる人は?
人間は大きく3つに分けられます。
1. 糖質制限ですぐに痩せるタイプ ←注目
2. 糖質制限の途中で停滞するタイプ
3. 糖質制限で痩せないタイプ
今回は糖質制限ですぐに痩せる人にはどのような特徴があるのかを紹介していきます。
【その1】炭水化物を1日2回以上食べる人
炭水化物の摂取が習慣化されているため、糖質過剰になっています。
糖質はエネルギー源としては優秀。しかし、摂りすぎると余分な脂肪になってしまいます。
人間が消費できる量は決まっているのでそれ以上は摂取しないようにしましょう。
※1膳150gのご飯の中には約55gの糖が含まれています。制限中は100gくらいを目安に。
ちなみに、糖は人間の身体内でも作り上げられているので、実は必ず摂取しなければいけないものではないんです。
【その2】お腹がぽっこりしている人
内臓脂肪が多いだけなので、糖質制限以前に、食事制限するだけで余裕で痩せることができます。
【その3】食後に眠くなる人
食後に眠くなる人は、血糖値が上がりやすい人と言われています。
これは、「機能性低血糖症」といわれる症状ですが、病気ではありません。
糖質摂取により血糖値が上がると、血糖値を下げる役割であるインスリンがたくさん分泌されて、脂肪をためこみやすくなります。
血糖値が急激に下がるため、脳にブドウ糖が十分に行きづらくなり眠気やだるさがあらわれるのです。
【その4】食後4時間以内に甘いものが食べたくなる人
お腹が空いているわけでもないのに、甘いものが食べたくなる人は糖質依存の可能性があります。
これは血糖値が安定していない証拠です。
血糖値が上がると分泌されるインスリンには、血糖値を下げる作用がありますが、インスリンにはもう1つ仕事があります。
それは、脂肪の合成を促進させることです。 なので、なるべく血糖値を安定させてインスリンが追加分泌されるのを抑えることが大事です。 そうすれば、脂肪もつきにくくなります。
あてはまったら、糖質制限を始めよう
糖質制限には相性があり、どのくらい効果があるかは人によってさまざま。
今回紹介した特徴にあてはまっていれば、糖質制限ダイエットをしたときの効果が高いということです。
まずは1日の糖分を控えるというところから始めてみましょう。